小暑(しょうちょ)
2014年7月3日
そろそろ各地の梅雨も徐々に明けはじめる季節。
夏の太陽がスイッチを入れたかのようにカッと照りつけ、
30度以上になる真夏日が続くようになります。
七月といえばー
墨をすり、筆で短冊に願い事をかいた「七夕」を思い出します。
笹の葉に吊るすと、不思議に願いが叶うような気がしたものです。
ちなみに…
笹が使われるのは、さらさらと葉が触れ合う音が、
神さまを招くと信じられていたためだと言われています。
七月を「文月」としたのも、短冊に詩歌などを書き、
お習字が上達するよう願ったことに由来しています。
今年の七夕は、ちょうど「小暑」と重なります。
暑中お見舞いを出すのは、この「小暑」日を目安にするんだよと、
今は亡き祖母に教わりました。
これから来る暑い夏、
軒先に風鈴を下げたり、ヨシズで涼をとったり、打ち水をしたり…
古の人の知恵を大いに利用し、涼やかに過ごしましょうヽ(*´∀`)ノ