わすれな草
2013年6月28日
梅雨の晴れ間ほど、清々しいものはありません。
木々や草花は雨の雫で輝き、抜けるような青に虹がかかる・・・
雨が降ったからこその、美しい風景。
雨があって、お天道さまのありがたみもわかるのだと思います。
ふっと足元に咲く一輪の花に足をとめ、語りかける時の嬉しさ。
雨あがりのお土産に、と
花びらに残された露たちがひかり輝いている。
それはどんな華麗な花とてかなわない、可憐で美しい姿でした。
雨上がり つゆに濡れたる花一輪 われに微笑む わすれな草よ