松屋から、四季折々の情景をお伝えします。

淡墨さくら
2013年3月22日

 -淡墨さくら物語-

 

とちぎ下野国分寺、尼寺跡の淡墨さくら
幹もつややか色香あり、当年とって(約)三十歳
生まれは遠き岐阜県の、尾根の谷でありまする
驚くなかれ、泣くなかれ、日本一のその母の、齢は実に千五百
母と別れて何百里、ちょうど二歳の時でした
着いた所は有名な、紫式部の眠る郷
親にも勝る村人の、厚き人情おかげにて…

今は、 

 

    夏吹く風をみどりに染めて
    秋は小袖をくれないに
    粉雪まじりの那須おろし
    春に舞いたる花ふぶき

 

    住まば日の本
    さくらは国分
    歩けしもつけ史の道

 

❀岐阜県の淡墨桜には、忘れがたき大切な大切な想い出があります。
なかなか岐阜までは行けないので、その子どもである「淡すみ子」を眺め、
岐阜の「淡すね子」を偲びたいと思います。

 

ご高齢でありながらこの淡墨桜をこよなく愛し、「淡墨桜をミス日の本にする会」を
たちあげられた会長・若林さんの男義に感動し、この会の会員として応援しています。 

 

   はんなりと 香る桜は忘れ路の 岐阜の淡墨 いまもみ胸に

 

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