松屋から、四季折々の情景をお伝えします。

マリアさま
2013年2月15日

グアムの通り魔事件で、亡くなられた二人の女性は、栃木市の人でした。
幼い我が子を守るため、子どもの上に覆いかぶさるようにしてその命を守った利恵さん。
その若き母を、犯人の男が何度もなんども刺したと知ったときの衝撃。
母乳で育てていた乳飲み子は、哺乳瓶を受けつけずに泣き続けていたといいます。
遺された若き父は、妻の亡骸と泣き叫ぶ我が子を前に、どんな想いであったでしょう。

 

      怒り、憤り、悲しみ、喪失感、不安ー

 

天から授かった尊い命を奪う権利は誰にもありません。
勝手に人の命を奪って善しとする宗教もありません。
人間は、いつからこんなに傲慢な動物になってしまったのでしょうか。
わたしたち人間だけが偉いなんて思ったら大間違い。
自然の摂理に逆らわず、淡々と生きている植物や動物たちの方がずっと偉い。
それに気づいたなら、今回のような悲劇は繰り返されないでしょう。
一日も早く、その日がくるのを信じたいと思います。

 

     おさな子をかばいて逝きしその姿 慈愛あふるる聖母のごとし

 

一覧に戻る
このページのトップへ