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会津人の誇り
2012年12月29日

ー冬ー
この時期、ふるさと・会津に行くことはめったにありません。
しかし、車を走らせ東北自動車道を通る際、この季節ならではの絶景に出逢います。

 

          おかえりなさい     

 

そういって迎えてくれる雪化粧した磐梯山の、美しいことといったら!
そしてまた、幼い時からずっとわたしを慰め、励ましてくれた猪苗代湖。
氷が水面を覆っても、その下から湖水が囁いてくれるのです。

 

          がんばったね

 

ふるさとは有難きものです。
会津の人々は、今も情に厚く、愚直でまっすぐ。
「よ~ぐ来らったな~し」と、にこやかな笑顔で迎えてくれます。

 

そんな故郷に、なにか恩返しができたらー
いつも、そう思ってきました。
そしてこの度、ジャパニスト16号の「おばあちゃんの教え(サブタイトル)」で、
「会津の武士(もののふ)」と題し、幕末の会津の人々の生き様を書かせて戴きました。
戊辰戦争で、潔くも無念な死を遂げた祖先の人々の、供養になればと思います。

 

        花ならば散るのが覚悟
        雪ならば消ゆるが覚悟
        武士の妻なら耐えるが覚悟

 

    その覚悟  誇りにしたき われ死ぬるまで

 

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