松屋から、四季折々の情景をお伝えします。

日本の凄さ
2012年3月8日

和菓子…といえば、「和」とつくことからも日本古来のお菓子であると思われがちです。
しかし、さにあらず。饅頭・羊羹・外郎(ういろう)・求肥など、みな中国から渡来したもの。
なのにまるで、古来から日本にあったかのように変化をさせ、れっきとした「和菓子」としてどっしりと
日本の地に根を下ろしています。

 

お菓子に限らず食文化として見てみてもー
世界で最も多彩な食材を用いることで有名な広東料理は、およそ800種程度の食材を使います。
では、日本人が食する食材は、およそ何種類あると思われますか?
驚くなかれ、なんと!1500種もあるのです。
驚きは続きます。

 

中国人の味覚は、いわゆる「五味」と称される 酸・苦・甘・辛そして塩辛さ。
この中国式五味だけでは満足しないのが、日本人の舌です。
五味の上にあるのが、日本独特の「「旨み」というつわ者。
さらには、侘び寂び系の日本文化そのものの隠し味、「渋味」。
まさに、万国無比なる官能を突出させています。

そして、日本人ならではの研ぎ澄まされた感性による食器使いや、盛り付け…。
食文化だけでも、これほどの凄さをもっているのが日本人なのです。
多くの外国人が羨み、できることなら日本に住みたいー と言わしめた、日本なのです。

 

震災から一年が経とうとしています。
今こそ、先人たちから受け継いだ、知恵と勇気と感性を最大限に発揮し、
日本人としての 誇り を取り戻すために、神さまがくれた最期のチャンスなのかもしれません。

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