松屋から、四季折々の情景をお伝えします。

2011年12月3日

3.11の震災以来、ふだんはさして考え及ばないことをフッと考えることが多くなりました。
中でも、あらためてその有り難さ・すごさ・偉大さを痛感させられたものがあります。

 

     それは、水。

 

蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水ですが、これこそ命の源と思います。
人間をはじめ、動物、植物すべての生き物は水なしでは生きられません。
水がなかったら皆、カラカラに干上がってしまう…。
考えてみれば、「恵みの雨」という言の葉も、神棚にはまずはお水を…と供えるのも、
すべて有り難き「水」に感謝しているという、先人たちの心のあらわれでありましょう。
山で遭難したり、瓦礫の下敷きになった人が、奇跡的に助かったという場合、
ほとんどの方が、なんらかの方法で水分をとれていたからだと聴きます。
これまた毎日、当たり前のように食しているお米にしてみてもー
山に降った雨が、土などの養分をたっぷり含んだ水となって山を下って川に流れ…
やがて田んぼへと流れこみ、毎年稲穂が実っています。
数え上げたらきりがないないほど、わたしたちは水に恩恵を受け、生きているのですね。

 

   「な~に、何も心配はいらん。水さえあれば、人間なんとかなるもんじゃ」
   「感謝という大事なもんを忘れたら、人間おしまいじゃ。なぁ、そうじゃろ?」

 

今は亡き祖母の言葉が次々に甦る、今日この頃です。

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