先日、嬉しいことがありました。
以前、ご結婚の際に当店のお菓子をお引き物に使って戴いたお客さまがお見えになり、
「今年の夏、ようやく待望の子どもを授かりました。そのせつは色々お世話になりましたので、
ほんの気持ちですが…」と、ちいさな包みを下さいました。
かわいいーーーーーーっ!!!!
初めて見るあまりの可愛らしさに、思わず奇声を発してしまいました。
真っ白い小箱の中には、砂糖菓子でつくられた小さなベビー靴と、16枚からなる角砂糖。
その一粒ひとつぶに、ハートやお花やヒヨコが飾られており、中央には名前と生年月日…
「 咲青 H23.8.26生 」
咲くに青で、「さお」とお読みするというその名前には、さまざまな想いがこめられているようでした。
中でも、「佐保姫」という昔のお姫さまの名にあやかり、産まれる前からお腹の中の赤ちゃんに、
「さほ」「さほちゃん」と語りかけ、最終的に「咲青」と名づけられたものの、
もともとはその「佐保姫」から始まった…というお話は、とても興味深く伺いました。
ご両親の溢れるほどの愛情が伝わり、胸が熱くなりました。
常日頃、お客さまとのコミュニケーションを大切にしたいと思っているわたしにとって、
この度のことが何にも勝るお話とお品だったことは、言うまでもありません。
咲青ちゃんがお健やかに成長され、倖せになりますように…と、心より祈っております。
赤ちゃんお誕生、本当におめでとうございます!
そして…有り難うございましたm(_ _)m