松屋から、四季折々の情景をお伝えします。

秋の訪れ
2011年9月29日

毎年想うことながら、
暑さ寒さも彼岸までー  とは、よく言ったものですね。
お彼岸が明けた頃から、すっかり秋めいてまいりました。

 

蜩の声が鈴虫の音色に変わり、
空の色も、雲の形も、風のかほりも、そして花たちもー

 

名残の花…朝顔や、芙蓉の花は影をひそめ、
庭には、水引が咲いています。
上から見ると赤く見え、下から見ると白く 見えることから、
紅白の水引に見立て、その名がつけられたといいます。
決して華やかな花ではありませんが、すっと伸びた細い茎に、
ちいちゃな実のような花をつけた姿は、いかにも茶花に相応しく、
きっと利休も、こよなく愛した花のひとつではないかと思いながら眺めています。

 

これからは、さまざまな花が咲く季節。
花を愛で、温かいお茶を飲み、和菓子を味わう…。
みなさまに悦んでいただけるよう、秋の彩りの京菓子と共に、
季節感溢れる和菓子を、たくさんご用意致しました。
少しずつ色づく太平山の散策や、巴川の川下りを愉しまれた帰り道にでも、
お立ち寄り戴けたら嬉しく思います。

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