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涼を呼ぶ
2013.01.01

-暑中お見舞い申し上げます-

 

独り暮らしをしている母から、時おり電話が入ります。

先日は、とりたてのキュウリとミニトマトがあるからこない?という電話。

仕事を終えて行ってみると、確かにみずみずしい野菜がありました。

誰にもらったの?と聴くと、

「あら、言わなかったかしら。わたし野菜育ててるのよ」というではありませんか!

三食の食事はもちろん、梅干やごぼう茶まで作る母ではありますが、

さすがに80歳から野菜作りをはじめるとは驚きでした。

 

母はテレビや人から聴いた「体に良いもの」を、ノートに書く習慣があります。

数冊のノートにびっしり書かれたものを見たことがありますが、

正直わたしは、そうしたことがらよりも、ふっとした時に出てくる母の言葉にハッとします。

それは、いにしえの人々から語り継がれている「生活の知恵」。

まさに的確であり、理にかなっており、いつも感心してしまいます。

 

今年も母は、軒先にヨシズと風鈴をさげました。

そしてお決まりの、渦巻き蚊取り線香。

涼やかな絵の、うちわもそえて・・・。

 

耳から呼び込んだ涼感は、心の奥まで沁みてきます

母の所も暑いはずなのに、なぜかしら涼しく感じてしまう。

これもまた、生活の知恵なのでしょう。

 

わたしも見習って、明日は店先に打ち水をしよう!

そんなことを想いながら、母のアパートをあとにしました。

 

 

    風鈴の音色響けば涼を呼ぶ 母と語らう夏のひととき

 

 

 

    

        

 

 

 

 

涼やかな水辺
2013.07.10

 

 

今年もまた、暑い季節がやってきました。

 

もともと水辺が好きなわたしは、この季節になるとなお一層「水」が恋しくなります。 

 

先日の休みの日も、無性に滝がみたくなり那須方面に向かったところ、

 

乙女の滝という、静かで情緒満ち溢れる素晴らしい滝に出逢いました。

 

 

ふるさと会津若松から東山温泉を抜けて行くR325にも、大小合わせて多くの滝があります。

 

一ノ渡戸の集落を過ぎると、やがて湯川から中津川沿いに道は代わり、

 

東山温泉からさらに20分程走ると、わたしのお気に入りの「小滝」が左手に見えて来ます。

 

その先の「大滝」に比べると迫力には欠けますが、なんとも言えない趣があるのです。

 

 

梅雨も明け、夏本番を迎える今こそ・・・

 

涼をもとめ、水辺を探索されてはいかがでしょうか?

 

水しぶきを浴びれば、心も体もリフレッシュすること間違いなし!

 

クーラーの中にこもらず、思い切って水辺に出かけてみませんかー

 

 

 

  滝つぼに降りて浴びたる水しぶき 青もみじ葉とともに涼まむ

 

 

       (写真:会津の小滝。青もみじが美しい)

             

 

 

 

 

わすれな草
2013.06.28

 

梅雨の晴れ間ほど、清々しいものはありません。

 

木々や草花は雨の雫で輝き、抜けるような青に虹がかかる・・・

 

雨が降ったからこその、美しい風景。

 

雨があって、お天道さまのありがたみもわかるのだと思います。

 

 

ふっと足元に咲く一輪の花に足をとめ、語りかける時の嬉しさ。

 

雨あがりのお土産に、と

 

花びらに残された露たちがひかり輝いている。

 

それはどんな華麗な花とてかなわない、可憐で美しい姿でした。

 

 

 

   雨上がり つゆに濡れたる花一輪 われに微笑む わすれな草よ

 

 

 

            

 

 

 

 

 

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