• 栃木県栃木市の御菓子司、創業延宝元年『松屋』
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おひさま
2012.04.04

今日は台風のような一日でした。

寒さのせいでようやく咲いた木蓮も、この暴風雨ではきっと飛ばされ、散ってしまったことでしょう。

今年は気温も低く、さくらの蕾もなかなか膨らみません。

あたたかなお日さまの光が、いかに大切で有難いことか…あらためて感じさせられています。

ところでー

太陽の光は、時間とともに呼び名が変わります。

夜明けの暗闇から差し込む光は、暁光・曙光といいます。

これは、行く手に見えはじめたかすかな希望という意味でもあります。

朝日は、旭日。「旭」は一字でも朝日をあらわします。

夕方になり、西に傾く太陽は西日。

また、季節によっても呼び名は変わります。

夏、照りつける太陽は赤日・炎陽。秋は、秋陽。

冬の日差しは…というと、愛日という素敵な名がついています。

この愛日には、親孝行するために日を惜しむことという意味もあります。たしかに、

静かにやさしく光を注ぐ冬の太陽は、年老いた親を想う気持ちに似ているかもしれません。

そして春の陽だまりの中には…懐かしい想い出がいくつも揺れているのです。

   

   

 

    

 

 

     

    遠き春 瞼とじれば すぐそこに 愛する君の 懐かしき声…

 

 

 

合掌
2012.03.26

 

お彼岸を終え、今日は久しぶりの定休日。

松屋の13代目である義父の、七回忌の法要を行いました。

可愛い可憐な花を好んだ義父でしたので、白ユリやスイトピーや胡蝶蘭などを花束にして、

お墓に飾りました。
風の強い寒い日の法要となりましたが、義母をはじめ、元気な皆の顔をみることができ、

義父はきっと悦んでいたに違いありません。

お彼岸が終わり、一段落した時を見計らっていたように、3月28日を命日とした義父…。

最期の最期まで、家族を思いやってくれたのだなぁと、あらためて感謝した一日でした。

 

 亡き義父の 想い沁み入る 七回忌 

   

合掌

 

 

 

 

日本の凄さ
2012.03.08

和菓子…といえば、「和」とつくことからも日本古来のお菓子であると思われがちです。

しかし、さにあらず。饅頭・羊羹・外郎(ういろう)・求肥など、みな中国から渡来したもの。

なのにまるで、古来から日本にあったかのように変化をさせ、れっきとした「和菓子」としてどっしりと

日本の地に根を下ろしています。

お菓子に限らず食文化として見てみてもー

世界で最も多彩な食材を用いることで有名な広東料理は、およそ800種程度の食材を使います。

では、日本人が食する食材は、およそ何種類あると思われますか?

驚くなかれ、なんと!1500種もあるのです。

驚きは続きます。

中国人の味覚は、いわゆる「五味」と称される 酸・苦・甘・辛そして塩辛さ。

この中国式五味だけでは満足しないのが、日本人の舌です。

五味の上にあるのが、日本独特の「「旨み」というつわ者。

さらには、侘び寂び系の日本文化そのものの隠し味、「渋味」。

まさに、万国無比なる官能を突出させています。

そして、日本人ならではの研ぎ澄まされた感性による食器使いや、盛り付け…。

食文化だけでも、これほどの凄さをもっているのが日本人なのです。

多くの外国人が羨み、できることなら日本に住みたいー と言わしめた、日本なのです。

 

震災から一年が経とうとしています。

今こそ、先人たちから受け継いだ、知恵と勇気と感性を最大限に発揮し、

日本人としての 誇り を取り戻すために、神さまがくれた最期のチャンスなのかもしれません。

 

 

 

 

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